真言宗 西条聖天 観現寺

【7月】大般若法会

大般若経とは

『大般若経』(正式名称「大般若波羅蜜多経」(だいはんにゃはらみったきょう)とは、『西遊記』でも有名な三蔵法師玄奘(602~664)が漢訳した、あらゆる経典の中でも最大の経典です。
この経典を供養すれば、至上のご利益がもたらされるとされ、国家安泰・五穀豊穣・除災招福などを祈願するため、日本では古来より盛んに修されてきました。
全600巻の膨大な『大般若経』を導師と衆僧が一斉に大声で読誦し、扇を広げるがごとく経本を空中にかざして転読します。
この転読の際におこる風(梵風)に当たると、無病息災になるといわれております。